- 2023/03/15 掲載
物価高で「満額」続出=大手企業が集中回答―23年春闘
2023年春闘は15日、大手企業の集中回答日を迎えた。歴史的な物価高を受けて、労働組合側は従業員の賃金を底上げするベースアップ(ベア)について、近年にない高い水準の要求を掲げた。一方、経営側も人材獲得競争の観点から賃上げの必要性を認識しており、昨年に続き満額回答が続出した。
電機大手では、労組が要求するベア月額7000円に対し、富士通とNECが満額回答した。パナソニックホールディングス(HD)や三菱電機も満額回答する方針だ。
【時事通信社】 〔写真説明〕労使交渉の回答状況をボードに書き込む金属労協の職員=15日午前、東京都中央区(代表撮影)
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