- 2023/03/15 掲載
米ファイザーのコロナ薬、試験データが高リスク患者向け使用妥当化
FDAの外部の専門家からなる諮問委員会は16日、重症化リスクの高い軽度から中等症の新型コロナウイルス患者を対象としたパクスロビドの完全承認について協議する予定。同薬は2021年後半から、こうした患者への緊急使用が認められている。
バイデン米大統領やホワイトハウスのアンソニー・ファウチ元首席医療顧問など、パクスロビド服用後に最初の回復から数日後に再び陽性となる「リバウンド」の事例が複数報告されている。ただ審査官は、中─後期試験中の全体のリバウンド率は10─16%で、同薬ないしプラセボ(偽薬)を服用した人の間でリバウンド率が高いことを示す証拠はなかったと指摘した。
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