- 2023/03/21 掲載
三菱UFJ信託、英運用会社を買収へ 代替領域を強化
三菱UFJ信託の連結子会社であるオーストラリアの運用会社、ファースト・センティア・インベスターズ(FSI)がアルバコア株の75%を買い取る。関係者によると、残り25%は長期的なビジネスへの関与という観点で、現経営陣が保有するが、これを買い取る権利も取得するという。
買収額は非開示。日本経済新聞によると最大1000億円程度とみられる。FSIの増資に三菱UFJ信託が応じ、買収資金を賄う。
アルバコアは2016年設立で、運用資産は2月末時点で95億ドル(約1.2兆円)。主に欧州プライベートクレジットを運用するオルタナティブ運用会社。
MUFGは収益力強化に向けグローバルアセットマネジメント事業を含む成長領域への資本活用を掲げており、19年に買収したFSIは、運用機能の補完を目的にインオーガニックの出資を検討してきたという。
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