米ウォルマート、国内5施設で人員配置調整　数百人対象

[ニューヨーク ２３日 ロイター] - 米小売り大手ウォルマートは、電子商取引（ｅコマース）の注文を処理する国内５施設で働く従業員数百人に対し、９０日以内に他施設での業務に就くよう要請した。ウォルマートの広報担当者がロイターに述べた。

対象となるのは、ニュージャージー州ペドリックタウンの約２００人のほか、テキサス州フォートワース、カリフォルニア州チノ、フロリダ州ダベンポート、ペンシルベニア州ベツレヘムの数百人の従業員で、夕方および週末のシフトの削減または廃止が理由という。

声明で「われわれは最近、顧客の将来のニーズにより備えるために人員配置を調整した」と指摘。対象となる従業員は新たなハイテク電子商取引物流センターが開設されたイリノイ州ジョリエットやテキサス州ランカスターを含む他施設での業務に就くまで９０日間の給与が支払われるという。また国内５０００店舗で業務に就くことも可能とした。