• 2023/03/31 掲載

鉱工業生産2月は前月比4.5%上昇、2カ月ぶりプラス

ロイター

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[東京 31日 ロイター] - 経済産業省が31日公表した2月の鉱工業生産指数速報は前月比4.5%上昇し、2カ月ぶりにプラスとなった。半導体不足の解消で自動車生産が回復したことなどが寄与した。 ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値である2.7%上昇を上回った。基調判断は「弱含み」で据え置いた。

<半導体製造装置、1月納期分が延期の影響も>

前月比で大きく増産となった業種は、自動車工業(15.4%増)で、鉱工業生産指数のプラス幅のうち2.09ポイント分の押し上げ寄与があった。半導体需給の緩和で車載用半導体など部材不足の影響緩和が要因という。

このほか半導体製造装置や掘削機械などの生産用機械(9.2%増)、半導体メモリなど電子部品・デバイス(7.1%増)なども増加した。

半導体製造装置は、1月に春節要因で納期が延期されたものが計上されている可能性があるという。米国の対中規制の影響は「あると思うが数値が大幅に減っている感じはない」(経産省)としている。

3月の生産予測は前月比2.3%上昇、4月は同4.4%上昇。企業計画の上振れ傾向を考慮した補正値は3月が同0.3%低下となっている。

経産省では、企業の生産計画を上方修正している企業の割合から、下方修正している企業の割合を差し引いて、生産活動に対するマインドを指標化している。2021年後半以降マイナスが続いており、「内外経済や物価高、部材不足の影響は引き続き注視が必要」とみている。

(竹本能文 編集:青山敦子)

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