- 2023/04/03 掲載
VW幹部、中国での電動化推進加速を改めて表明
メカ氏は、北京で開催された電気自動車(EV)関連フォーラムで、VWが2024年までに合弁相手の中国企業3社とともに電動化事業に150億ユーロを投じる計画に沿って、中国国内のEV充電施設を25年までに1万7000カ所に拡大する方針を明らかにした。
中国は、今年2月までの4カ月間のうち2カ月でVWが国内乗用車販売台数トップの座を比亜迪(BYD)に明け渡すなど、競争が激化している。
メカ氏は「市場には新参で、競争力の高いプレーヤーがあふれている。だが激しい競争はわれわれにとって常に技術革新と改善を目指す動機になる」と強調。中国では短期的に需要が鈍化している点についても、VWとして需要回復に自信を持っていると付け加えた。
またメカ氏は、EVとプラグインハイブリッド車を合わせた新エネルギー車(NEV)の購入に対する免税措置を来年以降にも再延長してほしいと中国政府に要望した。
中国政府は昨年9月、この免税措置を今年末まで延長することを決めている。
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