- 2023/04/03 掲載
カナダ政府、通信大手ロジャーズのショー買収を承認 条件付きで
ロジャーズは、雇用創出やネットワーク拡張に向けた投資を怠った場合に罰金を支払うという拘束力のある条件を受け入れた。
政府の最終的な承認を受け、2年間にわたる反トラスト法(独占禁止法)を巡る不透明感がようやく払拭され、国内第2位の通信会社が誕生する。
両社の買収を巡っては、無線通信サービスの価格上昇につながるとして消費者保護団体などが反対していた。
シャンパーニュ革新・科学・産業相は、ショー傘下フリーダム・モバイルが保有する周波数帯域免許をビデオトロンに移管するという、競争上の懸念に対処するための提案に同意した。
ロジャーズは、カナダ西部での3000人の雇用創出やネットワークへの65億カナダドルの投資などの条件を確認した。履行できなかった場合は最大10億カナダドルの罰金を支払う。
買収は4月7日に完了する見通し。
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