- 2023/04/04 掲載
独ワイヤーカード不正会計、当局がEYに罰金と新規監査禁止処分
APASは声明でEYの社名を出さず、2016年から18年にかけてワイヤーカードの監査を担当した企業と担当者5人に制裁を科したと発表した。ワイヤーカードの年次報告書には、この間の監査法人がEYだったことが記されている。
ワイヤーカードは会計に19億ユーロの穴があることが発覚し、2020年6月に約40億ドルの負債を負って破産申請を行った。
APASは、この不祥事に関連して監査法人が義務に違反したと判断した。EYが新規監査を2年間禁止された企業には、全上場企業に加え、銀行と保険会社をはじめとした大半の金融セクター企業が含まれる。
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