- 2023/04/04 掲載
豪中銀、利上げ停止=1年ぶり、3.6%で
【シドニー時事】オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日の定例理事会で、政策金利を3.6%に据え置くことを決めた。昨年5月の理事会以降、10会合連続で利上げを実施してきたが、約1年ぶりに停止した。
ロウ総裁は声明で「国内のインフレはピークを越えた」との認識を示すとともに、「これまでの利上げの効果や景気動向を見極めるために追加的な時間を設ける」と説明した。
豪州の消費者物価指数(CPI)上昇率は、昨年12月に8.4%でピークに達した後、2カ月連続で低下。2月は6.8%だった。これを受け、市場も政策金利の据え置きを予想していた。
【時事通信社】 〔写真説明〕オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁=2021年2月、キャンベラ(EPA時事)
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