• 2023/04/04 掲載

英中銀、想定より早期の利下げ着手必要に=テンレイロ委員

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ロンドン 4日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のテンレイロ委員は4日、英中銀は2021年末から大幅に政策金利を引き上げており、おそらくこれまで考えられていたより早期に利下げに着手する必要があるとの見方を示した。グラスゴーで開かれる王立経済学会の年次総会で行う講演内容が公表された。

「金利は高水準になっており、インフレ率の大幅なアンダーシュートを避けるには、より早期、より急ピッチの反転が必要になると予想する」と述べた。

英中銀は先月、政策金利を0.25%ポイント引き上げ4.25%とした。テンレイロ氏を含む2人が据え置きを支持した。

テンレイロ氏は民間給与の伸びが過去数カ月大幅に鈍化しており、労働市場の冷え込みの兆候が見られると指摘。インフレ率は目標の2%を大きく下回るとの見方を示した。

「政策金利が一段と制約的な領域に入っており、中期的にインフレ目標を達成するためには、より緩和的なスタンスが必要だと考える」と述べた。

同氏は講演の大半を中銀の量的緩和と量的引き締めプログラムの説明にあてた。現在実施中の債券売却を金融引き締めの積極的な手段として用いていないとし、量的緩和を「マネープリンティング」と見なすことには異論を唱えた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます