• 2023/04/06 掲載

ファイザーのRSウイルスワクチン、乳児の重症感染予防効果82%

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[5日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーが開発した呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染症ワクチンの臨床試験で、妊婦が妊娠後期に接種した場合、生後90日以内に乳児の重い感染症を予防する効果は82%だった。5日に発表された試験の最終的なデータで明らかになった。

データは医学誌ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された。ファイザーによると、乳児3570人について調査した結果、生後90日以内に重いRSV感染症を発症した乳児は、母親がワクチンを接種したグループでは6人、プラセボ(偽薬)群では33人だった。

生後180日以内に重い感染症を防ぐ効果は69.4%で、この期間中に重いRSV感染症を発症した乳児は、母親がワクチンを接種したグループでは19人、プラセボ群では62人だった。

乳児の軽症の感染症を防ぐという別の目標は達成できなかった。

ファイザーは昨年11月、最初の試験結果を公表。現在、欧米の薬事当局が審査を行っている。米食品医薬品局(FDA)はワクチン使用の是非を8月までに決定する見通し。承認されれば、乳児の感染を防ぐために妊婦が利用できる最初のRSVワクチンとなる。

政府データによると米国では毎年5歳未満の子ども約5万8000─8万人がRSV感染症で入院しており、乳児は重症化リスクが最も高いグループに含まれる。

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