- 2023/04/07 掲載
エアバスが中国天津工場の生産能力倍増、航空需要拡大に期待
フォーリ氏は今回の生産能力拡大について「中国の(航空需要)回復は目を見張るほどだ。われわれは非常に強い勢いを目にしている」と説明した。
エアバスによると、中国の航空輸送は向こう20年で年間5.3%伸びる見込みで、これは世界平均の見通し3.6%を上回る。
天津工場では2008年以降、A320シリーズの最終組み立てが行われており、既存ラインの生産数は月間4機だが、ライン増設で年内に6機に増やす計画だ。
フォーリ氏は、これによって昨年末で月間45機だった「A320ネオ」の生産数を2026年に75機まで引き上げるというエアバスの方針に弾みがつくと期待を示した。
一方、今回中国側は既にエアバスが受注した160機の引き渡しを正式に承認したものの、同社が新規受注を獲得することはできなかった。
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