• 2023/04/15 掲載

米経済、緩やかなリセッションの可能性あり=シカゴ連銀総裁

ロイター

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[14日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールスビー総裁は14日、連邦準備理事会(FRB)が過去1年間にわたり実施してきた急速な利上げの効果が経済全体に浸透しているため、米国で今年、リセッション(景気後退)が起こる可能性は確かにあると述べた。

CNBCとのインタビューで「世界と米国の現状を見る限り、緩やかな景気後退の可能性を考えないわけにはいかない」と指摘。「データはそれを示しているし、われわれは1年間で500ベーシスポイント(bp)近く金利を引き上げた」とした。

その上で、先月の米銀2行の経営破綻を受けた信用状況の引き締まりの程度などを含め、5月の連邦公開市場委員会(FOMC)前に入手される経済データに基づき、再度利上げを実施すべきか見解を決めると表明。「すでに大幅な利上げが行われたと念頭に置かなくてはならない」とし、「(これまでの利上げが)金融システムを通して効果を発揮するには時間がかかる。過度に積極的にならないようにしたい」と述べた。

米連邦準備理事会(FRB)は3月のFOMCで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ4.75─5.00%とすると全会一致で決定。

その後、グールズビー総裁とサンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁を除く多くのFRB当局者がインフレ対応に注力する必要性を強調する発言を行っており、ウォラー理事FRBはこの日、FRBが過去1年にわたり積極的な利上げを行ってきたにもかかわらず物価情勢にあまり進展が見られていないとし、一段の利上げが必要との考えを示した。

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