- 2023/04/24 掲載
フィリピン、今後5年の成長率目標維持 「外的困難に耐え得る」
中央銀行や財務・予算・経済計画の当局者などが参加する開発予算調整委員会(DBCC)は、今年の国内総生産(GDP)の伸び率目標を6.0%─7.0%とした。2022年の成長率は7.6%だった。
24─28年のGDPは、年6.5─8.0%の伸びを見込んだ。
国家経済開発庁(NEDA)のアルセニオ・バリサカン長官は「外的な逆風にもかかわらず、堅調な成長を続ける余地がある」と指摘。「現時点では、経済は極めて堅調に推移している」との認識を示した。
今年のインフレ率は5─7%で、第4・四半期までに目標の2─4%に戻ると予想。インフレの押し下げへ積極的な対策を取るとした。
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