- 2023/04/25 掲載
スーパー売上高、3年連続プラス=外出広がり1.0%増―22年度
日本チェーンストア協会が25日発表した2022年度の全国スーパー売上高は、13兆2727億円だった。既存店ベースでは前年度比1.0%増で3年連続のプラス。新型コロナウイルス対策の行動制限緩和で外出の動きが広がり、衣料品や旅行用品、行楽用品などが回復した。
部門別で、全体の7割近くを占める食料品は0.8%減。自宅で食事を取る機会が減ったほか、相次ぐ値上げで消費者の節約志向も高まった。
衣料品はスーツなどが好調で5・7%増。住居関連品も旅行かばんなどが売れて6.4%増加した。記者会見した牧野剛専務理事は「食料品の値上げは今後も続く。しばらく厳しい状況だ」と語った。
一方、3月の売上高は1兆1178億円だった。前年同月比1.5%増で、2カ月ぶりのプラス。気温が高く、春物衣料が伸びた。
【時事通信社】
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