- 2023/04/26 掲載
マクドナルド、第1四半期は既存店売上高12%増 来店客数も増加
マクドナルドの世界既存店売上高は12.6%増。リフィニティブIBESがまとめた予想の8.5%増を大きく上回った。
総売上高は前年同期比4%増の約59億ドル。市場予想は1.4%減の55億8700万ドルだった。調整後の1株当たり利益は2.63ドル。市場予想は2.33ドルだった。
利益幅を確保するためハンバーガーやフライドポテトを値上げしているが、依然として競合他社より安価な水準にある。昨年の時点で価格は10%上昇していた。
データ会社のNumeratorによると、3月31日までの1年間、マクドナルドでの1回当たりの平均支出額は7.77ドル。同業のバーガーキングやウェンディーズをはじめ、ほとんどのファストフードブランドを下回っている。
またPlacer.aiのデータでは、ファストフード業界全体が来店者数を減らす中、マクドナルドの来店者数は年初からの14週間を通して増加したことが示されている。
マクドナルドは米国内の従業員の解雇や事業所の閉鎖などのリストラを進めており、税引前リストラ費用として1億8000万ドルを計上した。
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