- 2023/04/26 掲載
米UPS、通期売上高・利益率は従来予想の下限見込む
宅配業界は、新型コロナウイルスのパンデミック期間に増大したネット通販の落ち込みに伴って、肥大化したサービス供給能力の処理に悩まされている。
UPSのカロル・トーム最高経営責任者(CEO)は「米小売売上高の減速は、われわれの想定以上の荷物量の減少につながっており、アジアでも需要が低迷している。現在のマクロ環境を踏まえると、荷物量は下押し圧力を受け続けるだろう」と述べた。
通期営業利益率も約12.8%と、従来の予想レンジ(12.8―13.6%)の下限付近になる見込み。
第1・四半期売上高は229億3000万ドル、調整後1株利益は2.20ドル。アナリスト予想はそれぞれ230億ドルと2.21ドルだった。
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