- 2023/04/26 掲載
SKハイニックス、第1四半期営業赤字最大に 年内の市況回復予想
[ソウル 26日 ロイター] - 韓国の半導体メモリー大手SKハイニックスが26日発表した第1・四半期決算は、営業損益が3兆4000億ウォン(25億4000万ドル)の赤字となり、四半期ベースで過去最大だった。市場予想と一致した。
前年同期は2兆9000億ウォンの黒字だった。
同社は世界的な景気減速で買い手が購入を制限し、供給過剰が進んだために損失が拡大したと説明。ただ、半導体メモリーメーカーによる生産削減で今年下半期から市況は改善するとの見通しを示した。
今回の赤字はSKグループが2012年にハイニックスを買収して以来最大で、昨年第4・四半期の1兆9000億ウォンの損失に続き2四半期連続となる。
売上高は前年比58%減の5兆1000億ウォンだった。
SKハイニックスの株価は、同社が市況回復予想を示したことを受け2.1%高となった。
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