- 2023/04/27 掲載
ASML、中国市場へのアクセス維持は「必要不可欠」=CEO
ただ、競合相手の装置生産は「当然起こり得る」ため、世界最大の半導体市場である中国へのアクセスを維持するのは「間違いなく必要不可欠だ」と述べた。
また、米国や中国、欧州が掲げる補助金などの政策により、新たな製造能力が最初は活用されず、新型コロナウイルス禍での供給不足と現在の供給過多のような事態を招くと指摘。一方で、世界の市場は2020年代末時点で1兆─1兆2000億ドルと、2倍に成長する余地は依然あると話した。
さらに、中国本土の自動車メーカーがこの先3年内に電気自動車(EV)の量産を計画しているため、ロジック半導体の本格的な工場が今後6─7カ所必要になると話した。
ASMLにとって中国本土は、台湾と韓国に次ぐ世界3位の市場となっている。
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