- 2023/04/27 掲載
松屋、従業員マスク任意に=高島屋は継続―コロナ「5類」後
大手百貨店の松屋は26日、従業員のマスク着用について、個人の判断に委ねる方針を固めた。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に移行する5月8日から適用する。高齢者の来店が多く、マスクを外すことに慎重だった百貨店業界でも対応が変化し始めた。
松屋はアクリル板も一部を除いて撤去する。消毒液の設置は続ける。来店客のマスク着用は既に任意としている。
一方、高島屋は店頭の従業員のマスク着用を当面継続することを決めた。広報は「安心して買い物をしてもらうためだ」と説明。ただ、接客しない従業員は任意とするほか、飛沫(ひまつ)防止のパネルを原則撤去し、体温センサーの設置は取りやめる。
【時事通信社】 〔写真説明〕大手百貨店の「松屋銀座」=3月4日、東京都中央区
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