- 2023/04/27 掲載
午後3時のドルは133円後半で小動き、日銀会合「無風」なら円安か
ドルは朝方にいったん133円前半へ下落した後、午後にかけて切り返す展開。市場では、今回の会合で日銀が政策修正に動くと予想する声も一部にあり「会合前に(円売り)持ち高を圧縮する動きが出ていた」(外銀)ものの、一巡後は円が緩やかに売り戻された。
通貨オプション市場では、ドル/円の1週間物の予想変動率が13%台と、前週後半の7%近くから上昇が続いた。プットオプションとコールオプションの差を示すリスクリバーサルもさらに拡大し、日銀会合後の急速な円高に備える参加者が多いことを示している。
24日海外で8年3カ月ぶり高値をつけたスイスフランは150円前半、25日に8年4カ月ぶり高値をつけたユーロも147円後半と、前日の下げから切り返しに転じてきた。「日銀会合が無風であれば、上抜けが目立ち始めたクロス円の買いが勢いづく可能性がある」(FX関係者)との声も出ていた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 133.66/68 1.1057/61 147.79/83
午前9時現在 133.45/47 1.1043/47 114.37/41
NY午後5時 133.66/67 1.1040/44 147.56/60
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