- 2023/04/27 掲載
独RWE、第1四半期はコア利益が前年比3倍 ガス発電マージン増
同社はまた、2023年のコア利益見通しを維持した。
第1・四半期の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は28億ユーロ(31億ドル)で前年同期の3倍以上に増えた。
調整後EBITDAは、前年同期比約22%減となった陸上風力・太陽光を除き、全ての事業セグメントで増加。最も好調だったのは水力・バイオマス・ガスで、前年比3倍以上の11億8000万ユーロに増加した。RWEは発電マージンの上昇などを理由に挙げた。
トレーディング部門は、昨年に欧州連合(EU)のロシア産石炭輸入に対する制裁の影響で8億5000万ユーロの減損を計上した。だが、第1・四半期は2億8900万ユーロの利益を上げ、5億5000万ユーロの損失を計上した前年同期から黒字に転換した。
RWEは23年の1株当たり1ユーロの配当目標とともに、通年の調整後EBITDA見通し58億─64億ユーロを維持した。
第1・四半期最終決算の発表は5月11日。
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