- 2023/04/27 掲載
STマイクロの第1四半期決算、半導体不況でも予想上回る
ただ、朝方の市場では同社株が約4%下落。いずれ減速に見舞われるとの懸念が浮上している。
第1・四半期の1株利益は1.10ドル。売上高は20%増の42億5000万ドル。リフィニティブ・アイコンのデータによると、市場予想は1株利益が0.99ドル、売上高が41億9000万ドルだった。
Finimizeのアナリスト、ポール・アリソン氏は「STマイクロは半導体不況でも力強い成長を続け、トレンドに逆行している。重要な問題は、これがいつまで続くかだ」とし「年内の減速に注意する必要がある」と述べた。
ジャン・マルク・シェリー最高経営責任者(CEO)は通期の売上高170億─178億ドルを目指すと表明。2027年までに売上高200億ドルを目指す方針を示した。
第1・四半期の純利益は前年同期比約40%増の10億4000万ドル。
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