• 2023/04/28 掲載

植田総裁、初の金融政策会合=物価見通しの上方修正議論―日銀

時事通信社

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日銀は27日、植田和男総裁の就任後、初めての金融政策決定会合を開いた。国内外の経済動向や物価見通しなどを議論し、28日に最新の景気予測「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を公表する。大規模な金融緩和策は維持されるとの見方が多い。植田総裁は同日午後に記者会見し、決定内容を説明する。

展望リポートでは、食料品など生活必需品を中心とする物価高を受けて2023年度の物価上昇率見通しを前回1月時点の前年度比1.6%から上方修正する方向。今回、新たに25年度の物価見通しも示す。

植田氏は今月9日、学者出身として戦後初めて日銀総裁に就任した。黒田東彦前総裁が進めた大規模金融緩和を継続する考えを表明。25日の国会答弁でも「現行のイールドカーブコントロール(長短金利操作)による金融緩和を継続していくことが適当だ」と述べた。

一方、新体制の本格始動に伴い、金融市場では緩和修正観測がくすぶっている。今後は長短金利操作を柱とする緩和からの「出口戦略」の開始時期や手順に注目が集まる。

今回の会合では、長期にわたる金融緩和の効果と副作用に関する点検・検証の議論を始める可能性がある。金融政策の先行きを示す指針「フォワードガイダンス」についても、「新型コロナウイルス感染症の影響を注視」との文言をコロナ「5類」移行を見据えて変更するかどうか意見が交わされる。

【時事通信社】 〔写真説明〕日銀本店に入る植田和男総裁=27日午前、東京都中央区(代表撮影)

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