- 2023/05/03 掲載
米製造業新規受注、3月は0.9%増 航空機急増が押し上げ
ロイターがまとめた3月の市場予想は1.1%増だった。前年同月比は2.4%増。
米経済の11.3%を占める製造業は、米連邦準備理事会(FRB)による1980年代以来の急速なペースでの金融引き締めが重しとなっている。
輸送用機器の受注は前月比9.0%増。2月は3.2%減っていた。
3月の自動車・同部品は0.6%減。
輸送用機器を除く受注は0.7%減り、2カ月連続で同じ減少率となった。
機械は0.3%減。一方、コンピューター・電子製品は2.1%増加。電気機器・家電・部品は0.8%増えた。
製造業出荷は0.1%減。在庫は0.8%減、受注残は0.4%増えた。
企業の設備投資計画の指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は0.6%減と、前回発表の0.4%から改定された。
国内総生産(GDP)の企業設備投資の計算に使われるコア資本財の出荷額は0.5%減と、前回発表の0.4%から改定された。
企業の設備投資は2023年1―3月期まで2四半期連続で縮小した。
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