- 2023/05/09 掲載
3月実質賃金2.9%低下、12カ月連続マイナス=毎月勤労統計
労働者1人当たり平均の名目賃金を示す3月の現金給与総額は、前年比0.8%増の29万1081円。プラス幅は2月と横ばいだった。所定内給与の伸びは鈍化したがボーナスなどの伸びが拡大した。
所定内給与は前年比0.5%増の24万9686円と、2月の同0.8%と比べて伸びが鈍化した。所定外給与も前年比1.1%増の1万9321円と2月の同1.2%増からプラス幅が縮小した。
一方、ボーナスなど特別に支払われた給与は前年比4.6%増の2万2074円と2月の2.2%増からプラス幅が拡大した。
毎月勤労統計で用いられる消費者物価指数は、2020年基準の持ち家の帰属家賃を除くベース。昨年4月には3.0%だったが、食品などの値上げで徐々にプラス幅が拡大しことし1月は5.1%まで高騰していた。
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