- 2023/05/17 掲載
米追加利上げ、物価対応に必要なら抵抗ない=リッチモンド連銀総裁
バーキン総裁はブルームバーグテレビに対し「前回のFOMC声明で示されたメッセージは一時停止(pause)やピーク(peak)ではなく、『選択性』だったと考えている」と指摘。「これまでに実施された利上げの遅延効果について一段の情報を得ると同時に、インフレも引き下げなければならない」とし、「インフレ低下に一段の利上げが必要なら抵抗はない」と述べた。
バーキン総裁は15日にロイターのインタビューに応じ、連邦準備理事会(FRB)が今後利上げを行うか決定するに当たりデータに依存したアプローチに移行することに抵抗はないとすると同時に、インフレが着実に低下していると確信できていないと発言。この日の発言内容はこれに沿ったものだった。
FRBは5月2─3日のFOMCで0.25%ポイントの利上げを決定。利上げは10会合連続だったが、データ依存の姿勢を打ち出し、6月13─14日の次回FOMCでの追加利上げは確約しなかった。
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