- 2023/05/17 掲載
米テスラのマスク氏、宣伝広告の利用に方針転換
マスク氏は長年、宣伝広告に抵抗を示しており、2019年には「広告が大嫌いだ。わが社はその金を製品改善に使う」とツイートしていた。ただ16日、多くの人々が、テスラ車が手頃な価格で入手できることとその「驚くべき」特徴と機能性について知らないと語った。
マスク氏はテスラのCEOとして、現在ツイッターを所有しているのは皮肉な状況だと述べた。ツイッターは広告への依存度が高く、リンダ・ヤッカリーノ氏が間もなく新CEOに就任する。
今回の方針転換からは、競争が激しくなるとともに、景気低迷でテスラが値下げを余儀なくされている状況で、同社の見通しに対する投資家の信頼を強化しようとマスク氏が努力している様子が見て取れる。
同氏が昨年10月にツイッターを買収して以降、従業員の80%近くを削減したことを受け、自社の広告が不適切なコンテンツの隣に配置されるのではないかとの懸念からツイッターからは広告主が相次いで撤退している。
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