- 2023/06/01 掲載
ISMCの印半導体計画、タワーとインテルの統合合意受け失速
インドのベダンタと台湾の鴻海精密工業の合弁による195億ドルの半導体工場計画も、欧州のSTマイクロエレクトロニクスをパートナーに加えるための交渉が難航し、進展が遅れているという。
こうした問題は、外国企業を誘致して「電子機器製造の新時代」を切り開くことを目指し、半導体製造を最優先に掲げるモディ首相にとって大きな打撃となる。
ベダンタの合弁とISMC、シンガポールのIGSSベンチャーズは昨年、インド政府による100億ドルの誘致制度の下で工場建設を申請した。
関係者はISMCの計画について、タワーがインテルによる買収に合意したことを受けて見直しが続き、拘束力のある契約を結べないため現在保留中だと述べた。買収は規制当局の承認待ちとなっている。
タワーはインテルとの協議の行方次第で連合への参加を見直す可能性が高いという。
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