- 2023/06/09 掲載
東京ディズニー、検査受けず運行=蒸気機関車、有効期限誤認
東京ディズニーランド(千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドは9日、園内のアトラクション「ウエスタンリバー鉄道」の蒸気機関車4両のうち1両について、法律に基づく外部機関のボイラー性能検査を受けずに19日間運行していたと発表した。前回に受けた性能検査の有効期限を誤って認識していたという。期限切れの状態で約6万人が乗車した。
この車両は「ミシシッピ号」。前回検査の有効期間は5月17日までの1年間だったが、検査を受けずに今月5日まで運行していた。ボイラー検査の準備で6日朝に有効期間を確認して期限切れに気付き、運行を中止した。社内点検は行っており、他の3両は有効期間内だったという。
ウエスタンリバー鉄道は、米国の開拓時代の西部を蒸気機関車で巡る旅をテーマとしたアトラクション。同社は「今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止に努める」とコメントしている。
【時事通信社】 〔写真説明〕ボイラー検査を受けずに運行していた東京ディズニーランドのアトラクション「ウエスタンリバー鉄道」の「ミシシッピ号」(オリエンタルランド提供)
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