寄り付きの日経平均は続伸で寄り付く、米株高を好感　イベント控え模様眺めも

［東京　１２日　ロイター］ - 　　寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比１４６円９５銭高の３万２４１２円１２銭と、続伸してスタートした。前週末の米株高を好感する動きが先行した。週内に米消費者物価指数（ＣＰＩ）や米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果発表を控えており、買いが一巡した後は模様眺めになりやすいとの見方もある。

主力株ではトヨタ自動車やソニーグループが小高い。半導体関連は東京エレクトロンが小安い一方、アドバンテストは小高く、まちまち。

エーザイ株は買いが先行。米食品医薬品局（ＦＤＡ）の諮問委員会が９日、同社と米バイオジェンが開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、完全承認するよう勧告したと伝わり、手がかりになった。

指数寄与度の高いファーストリテイリングは小安い。ソフトバンクグループは堅調となっている。