ソフトバンクＧ、ビジョン・ファンドで追加レイオフ計画＝関係筋

［サンフランシスコ　１２日　ロイター］ - ソフトバンクグループが、巨額損失を計上したビジョン・ファンドで新たなレイオフを計画していることが分かった。事情に詳しい関係筋２人が明らかにした。

２週間以内に発表される可能性があり、米国を含め部門従業員の最大３０％が影響を受ける可能性があるという。

会社の報告書によると、ビジョン・ファンド部門の３月末時点の従業員数は３４９人となっている。

ソフトバンクＧはコメントを避けた。

計画通りになれば、昨年９月のビジョン・ファンドとソフトバンクグループインターナショナルにおける全世界約１５０人の人員削減に続くものとなる。

ソフトバンクＧの後藤芳光・最高財務責任者（ＣＦＯ）は５月、傘下のビジョン・ファンドの投資に関して「『守り』と『攻め』両面に対応できる運用をしていく」と述べ、従来の守り一辺倒から見直す方針を示した。