4月第3次産業活動指数は101.0、前月比1.2％上昇＝経産省

［東京　１５日　ロイター］ - 経済産業省が１５日に発表した４月の第３次産業活動指数（季節調整済み、総合）は１０１．０（２０１５年平均＝１００．０）で前月比１．２％の上昇となった。経産省は基調判断を「持ち直し傾向にある」に据え置いた。

１１業種中、上昇方向に影響したのは７業種。「運輸業、郵便業」は道路貨物運送業が堅調だったことなどから１３．４％の上昇となった。「情報通信業」は情報サービス業が好調で４．３％の上昇。「卸売業」は２．０％、「金融業、保険業」は１．８％、「不動産業」は０．８％、「電気･ガス･熱供給･水道業」は１．６％、「物品賃貸業（自動車賃貸業を含む）」は２．０％、それぞれ上昇した。

４業種が低下方向に影響した。「小売業」はその他の小売業（別掲を除く住関連）、自動車小売業、機械器具小売業などが不調だったことから３．３％低下した。「事業者向け関連サービス」は３．１％、「医療、福祉」は０．９％、「生活娯楽関連サービス」は１．２％、それぞれ低下した。