香港中銀も金利据え置き、ＦＲＢに合わせ

[香港 １５日 ロイター] - 香港金融管理局（ＨＫＭＡ、中央銀行に相当）は１５日、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の決定に合わせ、政策金利の基準金利を５．５０％に据え置いた。

香港は香港ドルを１米ドル＝７．７５ー７．８５香港ドルの範囲に抑える「ドルペッグ制」を採用しており、金融政策を米国に連動させている。

ＨＫＭＡの余偉文総裁はメディアブリーフィングで「米国の高金利環境がもう少し続くかもしれないため、香港の高金利環境ももう少し続く可能性がある」と指摘。市場の動向を注意深く監視し、金融と財政の安定を維持すると述べた。