米ＥＶリビアン、需要は今年いっぱい安定を予想＝ＣＦＯ

［１５日　ロイター］ - 米新興電気自動車（ＥＶ）メーカー、リビアン・オートモーティブのクレア・マクドノー最高財務責任者（ＣＦＯ）は１５日、借り入れコストの上昇とリセッション（景気後退）の懸念が業界全体の需要を抑えているが、同社のピックアップトラック「Ｒ１Ｔ」とＳＵＶ（スポーツタイプ多目的車）「Ｒ１Ｓ」の需要は今年いっぱい安定して推移するとの見通しを示した。ドイツ銀行が主催した自動車業界会議での発言。

マクドノー氏はまた自社製のドライブユニットの生産も計画より早く増えているとし、コストを下げ、サプライヤーへの依存度を減らしていると明らかにした。その上で「目下の優先順位は増産とコスト引き下げにより、事業内のキャッシュバーンの水準を下げることだ」と説明した。

同社は２月、従業員６％の削減を決め、先月は年間生産台数予想の５万台を据え置いた。

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