- 2023/06/19 掲載
米バークシャー、日本5大商社持ち株比率引き上げ 8.5%超
[19日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは19日、日本の大手商社5社の持ち株比率を8.5%超に引き上げたと発表した。日本株の上昇に弾みが付きそうだ。
伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商の株式を子会社のナショナル・インデムニティー・カンパニーを通じて購入した。
長期保有が目的で出資比率を9.9%まで増やす可能性があるとした。
バークシャーによると、現在の持ち株比率は平均8.5%強で、合計の投資額は米国外の上場株式では最大規模。
大手商社5社の株価はいずれも年初から30%以上上昇している。丸紅は62%高で、株価は2020年末から3倍以上となっている。
一方、バークシャーは19日、日本の5大商社株の保有比率引き上げについて関東財務局に報告した。報告義務発生日はそれぞれ12日で、三菱商事は従来の6.59%から8.31%に、三井物産は6.62%から8.09%に、伊藤忠商事は6.21%から7.47%に、丸紅は6.75%から8.30%に、住友商事は6.57%から8.23%に引き上げた、としている。
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