- 2023/06/19 掲載
円下落、一時142円台=7カ月ぶり、日米金利差に注目
【ロンドン時事】週明け19日午前のロンドン外国為替市場では、日銀の大規模金融緩和策の維持決定を受けた円売り・ドル買いの流れを引き継ぎ、円相場は一時、昨年11月以来約7カ月ぶりとなる1ドル=142円台に下落した。その後は下げ渋り、141円台後半でもみ合った。正午現在は141円80~90銭と、前週末午後4時比33銭の円安・ドル高。
日銀の緩和策維持の決定により、追加利上げも視野に入れる米連邦準備制度理事会(FRB)との金融政策の違いや、日米の金利差が意識された。ただ、米市場が休みの中、大きなイベントもなく、利益確定の円買い・ドル売りも入るなど、方向感のない値動きとなった。
対ユーロでは1ユーロ=154円83~93銭と、27銭の円安・ユーロ高。
【時事通信社】
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