- 2023/06/20 掲載
ECB利上げ、過少より過度が望ましい リスク上向き=シュナーベル専務理事
シュナーベル専務理事は講演で「ECBは引き続きデータに強く依存する必要がある」とし、「政策を誤るとしたら、過少よりも過度の方が望ましい」と述べた。
また、インフレ見通しに対するリスクは上向きに傾いていると指摘。基調インフレ率の進展が総合インフレ率の2%への回帰と整合的であるという説得力のある証拠が得られるまで、利上げを継続する必要があるとの考えを示した。
ECBは15日の理事会で0.25%ポイントの利上げを決定。同時に、向こう3年間のユーロ圏インフレ見通しを上方修正し、2025年末まで目標の2%を上回ると予測した。
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