- 2023/06/20 掲載
ブラジル中銀、8月に利下げ開始も=エコノミスト予想
金利予想の中央値は8月に25ベーシスポイント(bp)引き下げを見込んでおり、従来予想(9月に50bp)から時期が早まった。
カンポス・ネト中銀総裁は先週、市場環境の改善により金融政策の転換に道が開かれつつあるとの認識を示した。
調査によると、政策金利は現在6年ぶり高水準にある13.75%から2023年末には12.25%、24年末には9.50%に低下する見通し。従来予想は23年末が12.50%、24年末が10%だった。
エコノミストはインフレ見通しも下方修正。23年が5.12%、24年が4%、25年は3.8%と予想した。ただ、中銀目標(23年が3.25%、24、25両年は3%)を依然として上回る水準。
23年の成長率予想は従来の1.84%から2.14%に上向いた。第1・四半期国内総生産(GDP)統計や4月の経済活動指数が予想を上回ったことが背景で、6週連続で見通しが改善した。
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