• トップページ
  • EU電気自動車、英離脱後の関税負担最大43億ユーロか=業界団体

  • 2023/06/20 掲載

EU電気自動車、英離脱後の関税負担最大43億ユーロか=業界団体

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ブリュッセル 20日 ロイター] - 欧州自動車工業会(ACEA)は20日、英国の欧州連合(EU)離脱を受けた電気自動車(EV)を巡る原産地規則で欧州自動車メーカーに最大43億ユーロ(47億ドル)の関税負担が生じ、生産に打撃を与える可能性があると発表した。

ブレグジット後の貿易協定では、2024年以降のEUまたは英国の部品比率についてEVは45%、バッテリーセルとパックは50─60%とする必要があり、満たせなければ英国もしくはEUの輸入関税が10%になる。

ACEAは、欧州のバッテリー生産能力を高めるために時間が必要と主張し、規則適用の3年延期を要求。今のところ、各自動車メーカーはアジアから輸入されるバッテリーセル・材料に依存している。

ACEAの試算によると、新規則の下、欧州メーカーは3年間で43億ユーロの関税を英政府に支払わなければならなくなる。英国はEUのEV輸出のほぼ4分の1を占めており、EUの生産台数は最大48万台減少する可能性がある。

欧州委員会はこの規則について、EUにおける強力なバッテリーバリューチェーンの発展を支援するためのものであり、ブレグジットによって英国との貿易関係が変化したことに伴うものとする見解を示している。

ブレグジット後のEU・英国貿易協定を監督する欧州委員会当局者のステファン・フューリング氏は先週の会議で、EUの原産地規則は「目的に適っている」と述べ、変更は検討していないと述べた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます