- 2023/06/21 掲載
リビアンもテスラ充電方式を採用、統一規格化の流れ加速か
リビアンのEV所有者は早ければ来年春から、アダプターを通じてテスラが米国とカナダの1万2000カ所に展開する急速充電施設「スーパーチャージャー」を利用できるようになる。また2025年からは、リビアンが製造段階でテスラの充電規格を標準装備する。
テスラは昨年11月、自社の充電方式を「NACS(北米充電標準規格)」と名付けて公開。ここ数カ月でフォード・モーターやゼネラル・モーターズ(GM)が相次いで採用方針を打ち出しており、リビアンの合流で米国の統一規格への道がさらに開けてきた形だ。
ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、ダン・アイブス氏は「テスラが将来的に米国のEV充電インフラを手の内に収めることで勝負がついた」と断言し、先手先手と動いたことが、テスラがこの大きな競争を制する力になっているとの見方を示した。
米エネルギー省によると、現在米国で利用できる急速充電施設の約60%をテスラのスーパーチャージャーが占めている。
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