- 2023/06/21 掲載
カナダ、大手行の資本バッファーを0.5%幅引き上げ
カナダの家計と企業の債務水準は上昇しており、住宅ローンの返済に苦慮する市民が増加。大手行は既に、延滞増加の可能性に備えて資本準備を強化している。
OSFIは、過去2四半期にわたって金融セクターが底堅さを示したため、引き上げの好機と判断したと説明した。
大手行を対象とした金融安定のための資本バッファーは2018年に導入され、年に2回改定の機会があるが、それ以外の時期に変更することも可能。
今回の引き上げにより、大手6行の普通株式(Tier1)自己資本比率は、下限が現在の11%から11.5%に上昇することになる。
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