- 2023/06/21 掲載
孫氏「反転攻勢近づく」=投資再開へ意欲―ソフトバンクG株主総会
ソフトバンクグループ(SBG)は21日午前、東京都内で定時株主総会を開いた。SBGは、世界的な株安を受けて投資先企業の価値が下落し、2期連続で巨額赤字を計上。傘下の主力ファンドは昨年来、新規投資を大幅に抑制している。ただ、足元では株価の回復傾向が顕著になっており、孫正義会長兼社長は「いよいよ反転攻勢の時期が近づいている」と述べ、本格的な投資の再開に意欲を示した。
SBGは「AI(人工知能)革命の資本家」(孫氏)を自称し、新興テクノロジー企業に積極投資してきた。最近では、文章や画像などを自動作成する「生成AI」が急速に普及しており、孫氏はこうした技術を「底知れない力を持っている」と評価。「グループを挙げてAI革命の先端を担っていきたい」と強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕株主総会で発言するソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=21日午前(オンライン中継画面より) 〔写真説明〕株主総会で発言するソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=21日午前(オンライン中継画面より)
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