- 2023/06/22 掲載
原油先物ほぼ横ばい、予想外の米在庫減で需要懸念相殺
0015GMT(日本時間午前9時15分)時点で、北海ブレント先物は0.08ドル(0.1%)安の1バレル=77.04ドル、米WTI原油先物は0.05ドル(0.1%)安の72.48ドル。
前日はともに約1ドル値上がりしていた。米国産のトウモロコシと大豆の価格が数カ月ぶりの高値を付け、世界的な作物不足がバイオ燃料の混合率を低下させ、石油需要増加につながるとの期待が高まった。
関係者によると、米石油協会(API)の週間統計で、16日時点の米原油在庫が前週比約120万バレル減少した。アナリストの予想は30万バレル増だった。
米エネルギー情報局(EIA)の在庫統計は22日に発表される。
一方、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は21日の議会証言で、インフレ抑制が中銀の目標だと改めて強調。年内にあと2回の25ベーシスポイント(bp)利上げは「かなり正確な推測」と述べた。
これを受け、景気減速や石油需要を巡る懸念が高まった。
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