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  • スイス中銀、0.25%利上げ 追加利上げの可能性排除せず

  • 2023/06/22 掲載

スイス中銀、0.25%利上げ 追加利上げの可能性排除せず

ロイター

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[チューリヒ 22日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)は22日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ1.75%とした。インフレへの対応を進めており、追加利上げに含みを持たせた。

利上げはロイター調査の予想通り。昨年引き締めを開始して以来5回連続の利上げで、政策金利は2008年10月以来の水準となった。

インフレ圧力が中期的に再び高まっているため中銀は金融政策をさらに引き締める意向を示した。

声明で「中期的な物価安定を確保するために追加利上げが必要になる可能性を排除できない」と指摘した。

ジョルダン中銀総裁はインフレ圧力の高まりと物価上昇が定着する恐れがあると指摘した。

インフレ率は1年前に比べて低下しているが、まだやるべきことはあると記者団に述べた。

「ここ数カ月の著しい低下は非常に歓迎すべきことだ。これは1年前と比べて大幅に制限的となった金融政策の結果でもある」との見方を示した。

「とはいえ基調的なインフレ圧力はさらに高まっている。そのため国内の多くの製品とサービスにおいて2次的効果が続いている」とし、一段の金融引き締めを排除できないと述べた。

ジョルダン氏は利上げが家賃の上昇を招き、インフレに拍車をかけていることを認めた。だがそのために追加利上げを見送ることはないと言明した。

「金融政策をより制限的にしなければインフレが定着する恐れがあり、将来的により強力な利上げが必要になる」と説明した。

中銀はインフレ率が2026年まで0-2%の目標を上回るとみている。26年第1・四半期のインフレ率は2.1%と予想した。24年と25年のインフレ見通しも引き上げた。

また物価の安定を維持するために為替市場に介入する用意があると表明した。

メクラー中銀理事は会合後の会見のための原稿で、中銀が過去数四半期中に外貨を売却したことを明らかにした。

「金融政策の観点から適切であれば今後も外貨を売却する」とした。

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