- 2023/06/22 掲載
景気「緩やかに回復」据え置き、雇用判断引き上げ=6月月例経済報告
雇用情勢の判断は5月の「持ち直している」から「このところ改善がみられる」に修正した。就業率の回復に加え、失業率の低下や女性正規雇用の増加が理由で、春闘の賃上げがフルタイム一般労働者の定期給与に反映され始めたことも背景にある。
国内総生産(GDP)の過半を占める個人消費については、従来の「持ち直している」との文言を据え置いた。実質総雇用者所得が下げ止まり、新車販売が改善したほか、外食消費も増加した。
住宅建設についても「底堅い動き」との文言を据え置いたが、分譲住宅(持ち家)着工戸数は減少した。
(竹本能文 編集:青山敦子)
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