- 2023/06/23 掲載
GE、インド空軍戦闘機エンジン製造で契約 アプライドも大型投資
インドのモディ首相は現在、国賓として米国を訪問中。これに合わせ、半導体製造装置メーカーの米アプライド・マテリアルズがインドの新しいエンジニアリング・センターに4年間で4億ドルを投資すると発表したほか、米マイクロン・テクノロジーは8億2500万ドルを投じてインドに新工場を建設すると明らかにした。
米政府は、インドとの軍事、技術面の関係の深化は中国の支配に対する重要な対抗手段となるとの考えからインドとの関係深化に取り組んでいる。
GEによると今回調印された契約には、インドの「テジャス」戦闘機に搭載されるF414エンジンをGEエアロスペースがインドで共同製造する可能性が含まれている。
GEは1986年にヒンドゥスタン・エアロノーティクスのほか、航空開発庁との協業を開始。F404エンジンを搭載したインドの小型戦闘機の開発を支援した。
アプライド・マテリアルズを巡っては、モディ首相が21日にワシントンでゲイリー・ディッカーソン最高経営責任者(CEO)と会談。インドの半導体産業強化に向け同社を誘致した。
アプライド・マテリアルズによると、新たなエンジニアリング・センターはベンガルールにある既存施設の近くに建設され、500人を超える高度技術職の新規雇用を創出する。
アプライド・マテリアルズは現在、インド国内に6つの拠点を持ち、ムンバイにあるインド工科大学などの名門校と緊密に連携している。
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