- 2023/06/23 掲載
NY円、143円台前半=7カ月ぶり安値
【ニューヨーク時事】22日のニューヨーク外国為替市場では、根強い米追加利上げ観測を背景に円売り・ドル買いが加速し、円相場は昨年11月以来約7カ月ぶりの安値となる1ドル=143円台前半に下落した。午後5時現在は143円08~18銭と、前日同時刻比1円24銭の大幅な円安・ドル高。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は22日の議会証言で、連邦公開市場委員会(FOMC)では年内に2回の追加利上げが適切と広く見なされていると指摘。前日の証言でも、年末までに0.25%の利上げを2回行うとの観測は「非常に良い推測だ」と述べていた。ボウマン理事もこの日、「追加利上げが必要」と発言。FRB高官のタカ派発言が相次ぐ中、円は弱含みの展開が続いた。
【時事通信社】
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