- 2023/06/23 掲載
米販売の新車は品質低下、ハイテク利用拡大などで問題=JDパワー
調査は2月から5月にかけて実施し、販売とリースの両方で2023年モデル計9万3380台のデータを収集した。100台当たりの不具合箇所(PP100)は過去2年間で30上昇。オーディオシステムやカップホルダーなどの部品の製造品質が問題を引き起こしていると結論付けた。
自動車メーカーはサプライチェーン(供給網)の制約や人手不足が緩和する中、革新的なモデルの生産を急いでおり、ソフトウエアやハイテクへの依存を高めている。
JDパワーの自動車ベンチマーク担当シニアディレクター、フランク・ハンリー氏は、自動車業界における品質問題の拡大について、「37年間の初期品質調査の歴史でこれまでに見られなかった現象だ」と指摘した。
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