次期フィリピン中銀総裁にレモロナ理事、メダラ氏の後任

［マニラ　２３日　ロイター］ - フィリピンのマルコス大統領は、中央銀行のメダラ総裁の後任に中銀理事会メンバーのエリ・レモロナ氏を指名した。大統領府が２３日に発表した。７月に就任する。任期は６年。

大統領府は「レモロナ氏は、中央銀行業務、経済政策、国際金融、金融市場に関する豊富な経験と卓越した実績を持ち、その豊富な専門知識を新たな役割で活かす」と声明で述べた。

レモロナ氏は、ニューヨーク連銀と国際決済銀行（ＢＩＳ）に合計３３年間在籍。昨年８月に中銀総裁に就任したメダラ氏の後任として理事に就任した。